当道場の指導方針

当道場のコンセプトは、「来る者は拒まず、去る者は追わず」「やるかやらないかは自分次第、逃げるか立ち向かうかも自分次第」「自由にやれ、責任は自分で取れ」です。

 

こちらの出来る事は最低限きちんと教えますし、各個人ごとに違うメニューで指導もします。声掛けや注意などもします(幼児などへは、興味を引くようなメニューにします)が、必要以上に気を掛けたり無理矢理やらせたりはしません。何度言っても直らない人に対して、怒って直させたりもしません。自分で痛い思いや情けない思いをして身を以って体験することで初めて分かるでしょう。

 

礼儀作法についても、一般的な必要最低限の事しか行いません。本当にやる気があれば道場や先生・先輩方への態度も変わってくるでしょうし、それを怒ってやらせることはありません。武道だから礼儀正しくなるのではなく、それは各家庭の教育だと思っています。

 

辞めたいと言ってくる人ややる気の無い人に対して、基本的に引き留めたりはしません(もちろん、状況によっては説得することもあるでしょうが)。空手への情熱が無い人を引き留めて稽古させても時間の無駄ですし、その人の為になるかというと分かりません。ただ空手が向いていなかったというだけで、他に向いていることが見つかるでしょう。

 

「教えてもらおう」「強くしてもらおう」というような受け身ではなく、「何とか強くなってやろう」という気持ちを持っている人に対しては、時間を気にせず自由に稽古出来る環境を提供します。また、支部長はじめ現役選手が多数在籍しておりますので、実際に手を合わせたり稽古時間を共有することが、何よりも一番の刺激になると考えております。